【コラム】第三者からの評価は結構当たっている:転職の自己分析に困ったら

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今回は転職の自己分析に関するショート記事です。

転職活動に際しては、まず自己分析を行って「自分がやりたいこと」を明確にしたうえで、それが出来そうな企業を探して応募していきますよね。

この「自分のやりたいこと」を見つけ出すのはそう簡単ではありません。

いくら考えても自分が仕事を通じて何を実現したいのかが分からない人もいますし、自分がやりたい事と思っていたことが、実際にやってみたら違っていたという事もよくある話です。

こうした「ひたすら孤独に考える自己分析」も大切なのはもちろんですが、他者からの評価というのも意外と参考になったりします

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第三者からの評価が気づきになる

本題である第三者からの評価が気づきになる事例として、私自身のエピソードを一つご紹介します。

まだ20代の半ば頃、ある企業の人事部で新卒採用の担当をやっていた際、自分は新卒採用担当に向いていないとずっと思っていました。

新卒採用業務の一つに会社説明会の運営があります。そこで新卒採用担当者は、会社説明会に来てくれた学生に対して企業、業務内容のプレゼンを行って自社の魅力をアピールします。

皆さんも新卒の就職活動の際、色々な企業の会社説明会に参加された経験があると思います。

私は他の同僚の採用担当者と比べて学生の前で元気に話すのも、盛り上げるのも苦手だったため、正直この新卒採用の仕事が嫌でした。

そこで当時の人事部長に以下のように伝えました。

当時のTak
当時のTak

自分は他者に対してさほどオープンマインドでもないですし、多分採用担当向いていないと思います。他の同僚は自分よりプレゼンも盛り上げるのも上手です。

すると人事部長は、

人事部長
人事部長

確かにそういう面はあるかもしれないが、私は君は採用担当向いていると思うよ。君が学生を面接する際に何度か同席したけど、君は相手の話をきちんと聞く姿勢があるので、学生は君に対しては安心感を持って本音を出せているように思う。そういうタイプの人事に心を開く学生も絶対にいると思う。

との事でした。

  • 聞き上手
  • 話し手に安心感を与える

こういった面は、自分が知らない一面でちょっとした驚きでした。

  • 確かにそういう面も採用担当者には必要な資質かもしれない。
  • 自分が他者と比べて足りない部分にばかり目が行って、自分が見えなくなっていた。

と思い直し、「自分は自分らしさを大事にして採用担当としてやっていこう」と仕事への向き合い方を変えた経験があります。

このように、他者からの評価は時に自分では気づかない面に気づかせてくれる事があります

転職活動の自己分析に行き詰ったら、家族でも友人でも構わないので一度自分の評価を聞いてみてはいかがでしょうか?思わぬところで気づきを得られるかもしれません。

最後に、転職活動の自己分析の本を1冊ご紹介しておきます。

マイナビ転職2020オフィシャルBOOK 採用獲得のメソッド 転職者のための自己分析

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こちらの本は転職活動における自己分析を中心に、履歴書、職務経歴書の書き方、面接での受け答えまでを網羅的、教科書的に整理した本です。

私も全て読みました。個人的なおすすめポイントは本の中で幾つか付いている以下のような簡易診断です。

  • 転職パーソナリティ診断
  • 行動特性診断で自己分析(適職診断)
  • 転職力診断

例えば上記のような幾つかの簡易的なミニ診断をワークとして行いながら読み進めて行くスタイルです。

もちろん有料の本格的な適職診断や自己分析ツールと比べると質問数も少なく、ごく簡易的なものですが、本格的にやろうとすると手間や費用がかかったりする場合も多いです。

個人的には簡易的な内容ながら割と参考になる部分もありましたし、こうした客観指標も交えながら自己分析を行っていくのも大切な事だと思うので、これから転職活動をされる方におススメできる1冊です。

本記事は以上です。

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