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英語のスキルアップを目指してかれこれ10年、中断しつつも色々な教材を試して来ました。
英語学習の目的は人それぞれですが私の場合、会社でTOEICスコア600点の取得を求められたことがきっかけでした。
学生時代から何年も英語から離れており、最初に受けたTOEICはなんと370点。。その後仕事の都合などで随分中断しつつも少しずつスコアを上げていき、最高で815点。
学習の目的もTOEICがきっかけでしたが、当初会社で義務だった600点を超えてからは、「ちゃんと会話もできるようになりたい」と変わってきて、現在TOEIC LRテストは「リスニング力」の成果確認でたまに受けている感じです。
そこで今回の記事はTOEICではなく、「英会話・リスニング力強化」の学習方法についてです(TOEICの学習については、記事の終わりに該当記事へのリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください)。
私と同じく留学などのバックボーンなしで英語をイチから勉強している初中級者向けに、私が実際に少なくとも半年以上は継続した勉強法の中から「リスニング」「会話力」向上少しでも効果を感じた学習法を今回は4つご紹介します。
【おすすめ学習法1】瞬間英作文

瞬間英作文については、聞いたことがある方も多いかもしれません。アウトプット学習のとっかかりとして、個人的にはイチオシです。
瞬間英作文とは、
例:これは誰のハサミですか? 私のです。
→ 例:Whose scissors is this ? It’s mine.または、Whose is this scissors ? It’s mine.
こうした短い英文を中学校で習うような基本的な文法、語彙を用いて英語化するトレーニングです。
普段アウトプットのトレーニングをしていないと、こういう短い英文ですら「えーと、なんだっけ??」となってしまうと思います。
瞬間英作文では、こうした短文のアウトプットを繰り返し行う事で、適切な英文を引っ張り出してくるプロセスを強化します。
私が瞬間英作文のトレーニングを行う際、意識したのは以下の点です。
- 一言一句暗記するのではなく、適切な文型、定番の言い回しをすぐに引っ張り出せる事を意識する。
- 時間を意識する(実際の会話では待ち時間はないはず)。
- 他の言い回しも思いつけばそれも話してみる。
- 復習する(前回よりは速く英文を作れるか?以前出来なかった文型は使えているか?スムーズに話せているか?)
瞬間英作文の効果の有無については、色々意見もあるようです。「効果がない」という意見もネットなどで見かけます。
実際に瞬間英作文を3冊やってみての個人的な意見ですが、英文を暗記してしまうと効果が薄れてしまうと思います。
そこは意識しつつ、上で意識したような事に気をつけて学習すれば、アウトプット学習の最初の段階のトレーニングとしては非常に良いと思います。
私も瞬間英作文を始める前よりも英語の応答スピードが多少上がったと実感しています。
私がやった瞬間英作文は以下の3冊です。グレーの表紙の「構文を使いこなす編」はレベル設定がワンランク上になるため、初めてやる場合は「どんどん」又は「おかわり」あたりからスタートするのがおすすめです。
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先述の通り復習は必ずやりましょう。私もこれらの本をそれぞれ最低でも4周回以上はやっています。本に付属の音声を使うと更に負荷があがりますが、慣れてきたら是非チャレンジしてみて下さい。
このように、瞬間英作文である程度アウトプットに少し自信をつけてから、次にご紹介するオンライン英会話に移るというのも学習の流れとして良いでしょう。
【おすすめ学習法2】オンライン英会話

2つ目はオンライン英会話です。もう5~6年前になりますが、オンライン英会話の「レアジョブ」を利用していました。30分/回で週1~2回レッスンを受講し、約1年間継続しました。
気軽に生の英語に慣れるという意味ではおススメです。英会話教室に通うよりは費用的にも断然お得ですし、1人で勉強している時とは違う臨場感を味わえます。
講師とのフリートークも良いですが、最初のうちは予め用意されているテキストから好きなものを選んで学習していくのが良いでしょう。
私がやってみて感じたオンライン英会話の学習効果は以下のような部分です。
- リアルな英会話に慣れる
- 私が話した文法や発音、通じない表現をその場で直してもらう
- ナチュラルな英語表現をストックできる
そして、こうした学習効果を効率よく上げるためにもっとも大切なのは予習、復習です。テキストを題材にしてレッスンをしている場合は、そのレッスンの内容を予め目を通しておきましょう。
「今日はこの表現を講師に言ってみよう!」といったレッスン単位での目標があればなお良いです。
そして授業を終えたら、講師からもらったフィードバックを元に自分の表現のおかしい部分を言い直してみましょう。この復習を積み重ねることで英会話力が蓄積されていくはずです。
オンライン英会話をやるうえでの意識としては、予習復習が練習でオンライン英会話が試合という感じが良いと思います。練習せずに試合だけしても勝てませんよね。
一方、オンライン英会話で楽しく効率的に学んでいくためには最低限のリスニングスキルはあった方が良いと思います。講師が話している内容をほとんど聞き取れないと、さすがに「ちょっと辛いかな」と思います。
会員登録(無料)することで、通常2回(1回25分間)の体験レッスンを受講できます。少しでも興味のある方は「百聞は一見に如かず」ですので、まずやってみてご自身でご判断されることをおススメします。
■レアジョブ英会話
2007年の創業開始から会員数90万人を突破! 講師数6,000人以上を誇る国内最大級のオンライン英会話サービス。 また企業研修への導入社数3,100社以上、 教育機関への導入数も300校以上と企業や学校にも選ばれています。
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【おすすめ学習法3】海外ドラマの視聴

こちらは中級者以上向けとなりますが、海外の映画・ドラマ素材を用いて紹介される学習法として「英語音声を英語字幕で観る」というのがあります。
海外ドラマのタイトルで「フルハウス」や「フレンズ」などは、語学学習向きのドラマとしてあちこちで紹介されていますよね。
「英語音声を英語字幕で観る」のは、ある程度のリスニング基礎力がある方であれば実践的な表現を発音とともに学べるため、とても効果的な学習法だと思います。
海外ドラマを見るのが好きな私は、初級の頃からこの海外ドラマで英語学習という魅力的な方法に飛びつきました。
ただ、私がOEIC4~500点ぐらいの時に感じたことは、「英語字幕の遷移が早くて読むのも追いつかない。。。」という事でした。こうしてだんだんドラマを見るのが苦痛になってしまった経験があります。
海外ドラマや映画はネイティブ向けに作られておりスラングや省略表現も多いので、我々のような非ネイティブの学習素材としては内容にもよりますが、中~上級者向けだと思います。
そこで私は海外ドラマや映画で学習する際、以下のような工夫をしました。
- 1回目は日本語字幕で楽しんで普通に作品を観る。視る時にほんのちょっとだけ「聞こえてくる英語の音声に耳を澄ます」事を意識する。
- 2回目は英語字幕に切り替えて見る。気に入ったシーンやセリフの部分をリピーティングやシャドーイングしてみる。更に字幕を見ないで聴き取ってみる。
- 覚えたいなと思った表現があればノートやメモに書き取っておく。
私の場合、楽しく勉強できなければ続かないので無理して英語字幕で全編聴き取るというのは早々に諦めました。そして飽きたらすぐに別の作品に切り替えます。
自分はこのような感じで海外ドラマを使って「勉強するぞ!」というよりは、もっとユルく「楽しむぞ!」という意識で取り組んでいました。
また、現在は海外映画の有名シーンなどで英語を学ぶ事をテーマにしているYou Tubeビデオも色々あるので、そういうコンテンツで解説付きで学ぶのも面白いので、是非お好みのチャンネルを探してみて下さい。
【おすすめ学習法4】NHKラジオ英語講座

最後はNHKラジオ英語講座です。私は以前約1年間継続して利用しました。NHKのラジオ講座もレベルに応じて色々な種類があります。
私は以前「ラジオ英会話」をやっていましたが、現在は講師も内容も変わっているようです。
したがって「今現在のオススメ講座が何か?」は書けませんが、NHKの講座の良い点は何と言っても「講座自体が無料でテキストも安い」ところです。それでいて講義のクオリティもGood!
NHKの講座は一回の放送時間は短いですが、とにかく継続することで少しずつ力がついて来ます。放送は再放送で聴く事もできますので、自分の生活習慣の中に組み込んで継続してみて下さい。
経験上、学習効果を上げるために留意すべき点は以下の3点です。
- レベルに合った講座を選ぶ
- テキストを買って、目と耳で学習する
- 最低1度は復習する
レベルに合った講座を選ぶ
私がTOEIC400点の頃、当時B1レベルの「ラジオ英会話」を背伸びして聞きましたが、まともに聴き取れず早々に挫折しました。レベル一覧を参考にして無理なく聴き取れる講座から始めた方が長く続けられると思います。
テキストを買って、目と耳で学習する
聞き流しの学習効果については諸説ありますが、基礎的なリスニング能力が育っていない段階での聞き流し学習は個人的には「効果なし」と思います。
私も昔英語学習を始めたころ、通勤電車で読書しながらイヤホンで英語を流していましたが、本に集中していると英語は雑音にしか聞こえませんでした。。
「何となく英語が耳に入ってくる」ような学習効果を得るには、ある程度基本的なリスニング力が身についてからだと思います。
特にリスニングに苦手意識がある方は、最初はきちんとテキストを買って、意味を意識しながら英文を音読してみて下さい。
英文を前から戻り読みせずに意味が取れるまで繰り返し音読するのがポイントです。その後その英文をリスニングしてみて下さい。だいぶ聴きとれるように感じるはずです。
最低1度は復習する
NHKラジオ講座に限らず復習は大切です。一度聴いて意味も把握している英文は格好の学習材料です。
音読、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング、ディクテーションなど色々な形で拡げて学習できます。
私の場合、まず英語を英語で理解できるようになるまで音読してからシャドーイング、最後に黙聴という感じで復習していました。
なお、シャドーイングはテキストを見ずに後からついていくという点で、オーバーラッピングと違いますのでご注意ください。
本記事は以上です。ご自身に合った学習法を見つけて継続できると良いですね。最後まで読んで頂きありがとうございました!






