人事部員に向いている人とは?必要な7つの資質をピックアップ!

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人事部志望 転職活動中
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人事部員に向いているのはどんな人?

人事部志望 転職考え中
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人事部員に必要なスキルやマインドは?

Tak
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人事部員への転職を考えている人にとっては、非常に興味がある部分ですよね。

筆者も人事関係には約10年携わり、一通りの人事実務は経験しました。そこで今回は主に、スキルというよりは人間性やマインドといった部分で、人事部員に必要と思える資質を個人的に7つピックアップしてみました。

どの職種でもそうだと思いますが、人事職も向き不向きがある職種だと思っています。漠然とあこがれを持つだけではなく、厳しい面もあることを知って頂き、今後の転職活動等にお役立て頂ければと思います。

それでは本題に入ります。

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人事部の仕事内容、キャリアパスとは?

まずは、人事部員の仕事内容とキャリアパスについて、ごく簡単に説明します。

人事部の仕事は主に、採用教育研修などの人材開発業務、そして給与計算社会保険、従業員の評価や配置、異動などの人事労務管理業務などがあります。ヒトに関わるあらゆる業務が守備範囲のため、このように業務は多岐に渡ります。

企業の規模などによって、上記業務を担当制で分けている場合もありますし、総務部門と一緒に「人事総務部」として組織している企業もあります。前者の場合は、担当業務を深く専門的に掘り下げていく一方、後者は幅広く様々な業務に関わっていく事になります。

一般的には、人事部門のキャリアの入り口は採用系か労務系かのどちらかから始まる場合が多いです。採用系ならば新卒採用の補助業務等から、労務系ならば給与計算や社会保険手続き、勤怠の集計業務などを担当します。

こうした業務で経験を積んだ後は、各種人事制度の改定など、より難易度の高い業務を経験して管理職へと進んで行くのが一般的です。

それでは、こうした「人事部の業務に向いている人が持つ資質とは何か?」を早速見ていきたいと思います。

人事部員に向いているのはどんな人?~7つの資質~

私自身の人事部での経験を踏まえて、独自にセレクトした「こんな人が人事部員に向いている~7つの資質~」は以下になります。

こんな人が人事部員に向いている~7つの資質~
  1. 口が堅い人
  2. ルールを守れる人
  3. 縁の下の力持ちのマインドを持てる人
  4. リスクを考えて動ける人
  5. 嫌われる覚悟を持てる人
  6. 聞き上手な人
  7. 自分のいる会社が好きな人

ここに挙げた以外にも人事部員に必要な資質は色々ありますし、全てを満たしている必要もありませんが、仮に今回挙げた要件を一つも満たしていないという場合は、いかに能力が高い方でも(人事部員としては)もしかしたら不向きかもしれません

一つずつ見ていきましょう。

口が堅い人

ご承知のとおり、人事部で扱う情報は、従業員の学歴、職歴、住所などの連絡先の他、評価や給与情報など多数の個人情報を含みます。

人事部員として適切な場所に適切な人材を配置するためには、従業員の能力や適性を正しく把握すると同時に、こうした個人情報も把握しておく必要があります。

一方、人事部員は業務を遂行するうえで、従業員とコミュニケーションする機会も多いのが特徴です。しかし、これらの機密情報をペラペラと社員に話してしまうようでは人事部員としては失格です。

口の堅さは人事部員として最も基本的な資質と言えるでしょう。

ルールを守れる人

人事部では、就業規則などの各種規定の策定や管理も担います。

したがって、こうしたルールを遵守し、社員の模範たるべきは当然であり、ルールを守れない方は人事部員には適さないと言えます。当然、成果を出すためなら何をしても構わないといった姿勢は完全にNGです。

縁の下の力持ちのマインドを持てる人

いわゆる総務、経理なども含めたバックオフィス部門では共通して言えることですが、人事部の業務目標も数字で測るのが難しいものが多く、個人の成果が目に見えづらい職種の一つです。

例えば、従業員に対して何らかの社内研修をやったとして、何をもって評価するか?。研修の満足度なのか、研修の効果なのか、そもそも研修の効果をどう測定するのか?

このように人事部の業務は、「自社製品をいくら売り上げた」といったような分かりやすい指標で評価するのが難しい場合が大半です。

したがって、「会社や従業員のために働くことが自分の喜び」といった、縁の下の力持ち的なマインドを持っている人の方が、やりがいを感じられる職種であると思います。

逆に「自分自身の成果や貢献度」がクリアにならない部分にストレスを感じる方は、人事部員に向いていないかもしれません。

リスクを考えて動ける人

何度も書いている通り、人事部で扱う情報は、従業員の住所などの他、評価や給与情報など多数の個人情報を含みます。

こうした個人情報を例えば、うっかり社員全員宛にメールしてしまったといった事や、必要な段取りをせずに軽はずみに物事を進めて、大事になってしまうという事は人事部員として絶対に避けなければなりません。

他にも、採用業務で不合格者への連絡をするべきところを後回しにした結果忘れてしまい、SNSで「サイレントお祈りをする企業名〇〇、人事部員名〇〇」として晒されたりといった事例も耳にしたことがあります。

人事部員は時に石橋を叩いて渡るような慎重さが求められます

「自分の行動一つが良くも悪くも大きな影響を与えうる」という自覚を持ち、「これをやった場合に生じ得るリスクはなにか?」を常に考えて行動できるタイプの方が人事部員の適性があると言えるでしょう。

嫌われる覚悟を持てる人

人事部の業務は、忙しい中で部門長に人事評価をお願いする、忙しい中で従業員に研修参加を要請する、忙しい中で新卒採用活動を手伝ってもらう。締め切りを過ぎた案件を何度もリマインドするといったように従業員への依頼事がとても多いです(従業員がお客様)。

他部署の方も当たり前ですが忙しいです。こちらに非がなくともイライラや嫌味をぶつけられる事もしょっちゅうですし、最悪嫌われる事もあります。ちょっと言われたことを気に病んでしまう人だとキツく感じる場面もあるかもしれません。

こうしたマイナス面も人事部の必要な仕事と割り切って受け入れられる、スルーできるマインドの人の方がストレスが少ないと思います。

聞き上手な人

人事部員は従業員とのコミュニケーションを通じて現場の生の情報を得たり、様子を観察したりすることを通じて、机上の空論ではなく、実情に即した各種人事施策を立案・実行する事が必要です。

従業員と話をしていると、日常の不満を耳にすることもよくあります。中には「自分の給与や評価に対する不満」だったりすることもあります。

こうして話をしてくる従業員は、その場で問題解決をしてほしい場合も中にはありますが、多くは「ただ話を聞いて欲しい」と思っているパターンが多いです。

「誰かに話をする事で、気持ちが軽くなった」という経験はありませんか?

相手の立場に立って話を聞いてあげる、共感するといった傾聴スキルが優れている方は、頼られる人事部員になれる可能性があると言えるでしょう。

また、人事部員が目指す資格の中には、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントなどもありますが、こうした技能のベースにはこの傾聴スキルがあります。

あなたの「聞き上手」の部分を更に延ばして、頼りがいのある人事部員を目指してみても良いかもしれませんね。

自分のいる会社が好きな人

色々不満も多いけど、自分の会社には愛着がある」という方のほうが当然ですが、人事部員への適性があると言えます。実は最も基本的かつ大切な事かもしれません。

先述のように人事部の業務は、ほとんどが自分自身のためというよりは会社のための業務です。その会社・組織・人に対して思い入れがなければ「一体なんのためにこんな大変な事をやるのか?」となってしまいます。

自社に愛着が持てる人は、人事部の仕事にプライドを持って取り組む事ができるでしょう。

人事職への転職に向けて

「こんな人が人事部員に向いている~7つの資質~」いかがでしたでしょうか?

こんな人が人事部員に向いている~7つの資質~
  1. 口が堅い人
  2. ルールを守れる人
  3. 縁の下の力持ちのマインドを持てる人
  4. リスクを考えて動ける人
  5. 嫌われる覚悟を持てる人
  6. 聞き上手な人
  7. 自分のいる会社が好きな人

本記事では厳しさの部分もやや多めに書きましたが、皆さまが興味を持たれるとおり、人事職は向いている人にとっては非常にやりがいのある仕事でもあります。

経営陣からも従業員からも信頼される人事、憧れますよね。本記事の内容も参考にして頂き、是非それを目指して頑張ってください!

そして本記事を読んで頂いている方は、未経験でこれから人事職へチャレンジしたいと考えている方、そして人事経験者で転職先を探している方が多いと思います。

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本記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。