【転職】面接で長い自己紹介は嫌われる!?~簡潔に話すコツ~

読者様A
読者様A
  • なんか面接でうまく話せないんだよなぁ。。どこに問題があるのかなぁ。。

面接に苦手意識がある方ならば誰しも1度は考えたことがあるかもしれません。

転職の面接の中で重要なのは志望動機や退職理由、職務経歴のアピールです。どうしてもこれらをうまく話せているか?という点だけに目が行きがちかもしれませんが、受からない原因はひょっとしたら一番最初の自己紹介かもしれませんよ!?

転職の面接は大抵この自己紹介から始まる場合が多いです。この自己紹介を長々と話していたりはしませんか?自己紹介で一番避けたいのは、ダラダラ長く話す事です。経験がある方ほど陥りやすいのですが、自己紹介は簡潔に話すのが鉄則です。

最初の自己紹介で「コミュニケーションが冗長」「話が長い」という印象を面接官に与えてしまうと、後でこれを挽回して高評価を得るのは大変です。「人の印象は最初の5分で決まる」とも言います。心当たりがある方もいるのではないでしょうか?

読者様B
読者様B

そうは言っても社歴や経験も多いと、自然と話も長くなるよね?

確かにその通りです。しかし面接ではどんなに社歴が長い方でも極力簡潔に伝える事が求められます。これは履歴書に書いてある事を一つ一つ話していたのではとても先方に期待されている時間内には終わらないでしょう。

自己紹介は簡潔に纏めて話す」。本記事で言いたいのはたったこれだけですが、「実際どうやって纏めて話すのか?」を考えて頂く際の一つの「切り口」を私自身の事例を交えてご紹介させていただきます。

※本記事は「自己紹介を簡潔に話すにはどうしたら良いか?」と考えている社数、社歴が比較的多めの方向けの内容になっております。

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転職の面接での自己紹介の話し方

自己紹介は簡潔に!

通常、面接が始まって挨拶などの雑談が終了すると、

面接官
面接官
  • それではまず最初にこれまでのご経験を1~2分程度でご紹介頂けますか?

といった感じで面接官から指示があると思います。ここで重要なのは「指定された時間内で簡潔に話す」ということです。

キャリアや職歴が多い方などにありがちですが、「1~2分」と言われているのに「伝えなくては!」「アピールしなくては!」と時間を超えて長々と話をする方にも面接官をしていると出くわします。

中には職務経歴書に書いてある事を順番どおりにダラダラ棒読みするケースも。これは逆に失点につながってしまう可能性が高いです。

面接官が聞きたいことは後から嫌でも質問して来ますので、ここでは挨拶ぐらいに考えて、簡潔にボールを投げ返す姿勢でOKです。

私も以前面接官をやっていましたが、面接官側も”自己紹介で流れを作ってから本格的な質問に入っていく”という趣旨のため、詳細までは求めておりません。知りたい事は後でこちらから質問します。

一般的に話の長い応募者は(幾ら良いことを話していても)評価が下がってしまう傾向にあります。自己紹介では「要点を纏めて話す力」「コミュニケーション力」も見られていると思って下さい。

長い自己紹介のまとめ方

そうは言っても1~2分で自分の経歴を話すというのは案外難しい事ですよね。転職回数や職歴が多い人ほど、短時間で効果的にまとめるには事前準備が不可欠です。

以下は私自身が以前転職活動で面接を受けた時の一例です。私の場合、職種はほぼ一貫して人事系ですが、複数社の経験があったため、1社ずつ話したのではどうしても時間がかかってしまいます。

例)修正前

本日は貴重な時間を頂きありがとうございます。〇〇年〇〇大学卒業後、3社で通算13年間人事関係の業務に携わって参りました。

1社目は〇〇~
2社目は〇〇~
3社目は〇〇~


一通り人事関係の実務は経験いたしました。特に社会保険業務の社内業務フロー改善などは強みと考えており、御社業務においても貢献できると考えております。よろしくお願いいたします。

Tak
Tak

1社毎に実績を話していくと、社数社歴が多い人はすぐに時間オーバーになってしまい、「話が長い」と思われてしまうリスクもあります。

例)修正後

本日は貴重な時間を頂きありがとうございます。〇〇年〇〇大学卒業後、3社で通算13年間人事関係の業務に携わって参りました。

キャリア前半は企業の人事部で「採用や研修業務のほか人事制度企画」を経験しました。社労士試験合格後、キャリア後半は一貫して「給与や社会保険業務」及びマネジメントに従事してきました。

一通り人事関係の実務は経験しております。特に社会保険業務の社内業務フロー改善などは強みと考えており、御社業務においても貢献できると考えております。よろしくお願いいたします。

Tak
Tak

最初の挨拶と、最後のアピールは同内容です。変えたのは真ん中で「1社目は〇〇、2社目は〇〇・・・」ではなく、経験業務を切り口にして「前半後半」に分けて簡潔に話す事で社数が増えても1分程度で話す事ができました。

繰り返しになりますが、簡潔に伝えておけば、あとは面接官が聞きたいところを質問してくるので、
履歴書に書いてあることを一言一句復唱する必要は全くありません。

たとえ社数が増えても経験業務を切り口にしているため、話が更に長くなる事もありません。最後の強みのアピールや志望動機の部分を応募先に応じて工夫すれば、他の会社でも使いまわせるのでおススメです。よければ参考にしてみて下さい。

面接前に口に出して練習してみよう

上記の自己紹介をそれぞれ考えたら、実際に口に出して練習してみましょう。

ご家族など相談できる相手がいれば模擬面接のように話してみて、フィードバックをもらえるとベターです。その際ぜひ時間も計ってみて下さい

思っている以上に時間は早く過ぎるものです。時間内に収まるよう事前に何度も練習してから本番に臨みましょう!

本記事は以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました。

以下は関連記事です。面接に受からない原因としてそれ以外に考えられるチェックポイントや、答えづらい質問への答え方についてもご紹介しております。よろしければご覧ください。

Tak
Tak

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