「サイレントお祈り」なんか気にしない!転職活動のあるべきマインドセットとは?

こんにちは。新卒や中途で就職、転職活動を経験した方なら誰もが一度は「サイレントお祈り」を経験したことがあるのではないでしょうか?

私のサイトでは、面接対策など、転職関係の記事を中心に60記事ほど書いていますが、一番アクセスが多いページは「合格フラグ」に関する記事です。

書類選考、面接といった採用選考の結果が来るまでの間、不安になる方がそれだけ多いと改めて実感しています。

そして、遅くとも結果が来れば良いのですが、永遠に何の連絡も来ない場合も多いです。それでなおさら「合格フラグ」が気になるのかなとも思っています。

今回は、この「サイレントお祈り」がなぜ起きるのか?そして「サイレントお祈り」に対してどのように前向きに考えたら良いか?

について、私自身も転職活動で過去に何度もサイレントお祈りをされた者として、そして元人事採用担当者としての経験もふまえて書いていきたいと思います。

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サイレントお祈りとは?

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まずは言葉の定義から。こちらは引用させていただきます(ご存知の方は飛ばして下さい)。

「サイレントお祈り」とは、就職活動を行う学生たちの間で使われる俗語です。企業からメールで送付される不採用通知には、末尾にかならず「今後の活躍をお祈りいたします」などの一文が添えられていることから、就活生はこれを「お祈りメール」と呼びますが、最近は、事前に「通過者のみ連絡」などの説明がなかったにもかかわらず、不採用者にはこのお祈りメールさえ届かないケースが増加。このように、企業から不採用について何の音沙汰もないことを「サイレントお祈り」と呼び、学生や学校関係者からは企業の不誠実な対応を批判する声もあがっています。(2015/6/29掲載)

引用元:「日本の人事部」https://jinjibu.jp/keyword/detl/724/

一般的には、大企業であるほど「サイレントお祈り」が行われるケースは多いですが、中小企業ならば「サイレントお祈り」をしないという事ではありません。

そしてこの「サイレントお祈り」は新卒採用だけに限った話ではなく、転職活動でも普通に行われています。

転職活動の場合、転職エージェントを利用して活動される方も多いと思います。この場合は、転職エージェントに結果の連絡を催促してもらう事もできるので、うまく利用しましょう。

一方で転職サイトを使って活動されている場合、「サイレントお祈り」に出くわす可能性がより高くなります。特に書類選考は多いです。もちろん、面接でもあります。

一方、「通過者のみに連絡します」と事前に通知されていた場合は「サイレントお祈り」に該当するのか?

上記の引用では「説明がなかったにもかかわらず」と「説明があれば(連絡しなくとも)サイレントではない」との立場ですが、これには色々な意見があるようです。

後述しますが、この「通過者のみに連絡します」はとりあえず容認しませんか?というのが今回の記事の一つのポイントになります。

なぜ企業はサイレントお祈りをするのか?

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私自身も過去に4回転職しており、その間何度も面接を受けました。トータルで言えば、転職の面接だけで5~60回は面接を受けています。応募した会社はその何倍にもなります。

サイレントお祈り、される側はキツいですよね。。

転職活動が順調な時はあまり気にならなくとも、手持ちが少ない時や逆に志望度が高い企業の時などは特に選考結果が気になります。「気にするな」といっても気になるんですよね。。

ではなぜ人事はこうも気になる合否連絡をせずに「サイレントお祈り」となるのか?

今度は元人事採用経験者の立場にたってお伝えしますが、大きく分けて以下の3つの理由が考えられると思います。

「業務の優先度」による理由

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1つ目は人事部側の「業務優先度」によるものです。

人事部に限らず、限られた人員、限られた時間の中で優先順位をつけて仕事を進めていくというのはどの会社、職種の方でも共通だと思います。

その中で、企業の中途採用担当がやるべき業務も複数ありますが、最優先すべきは「必要な人員を早急に確保すること」です。

例えば、あるポジションで4人の候補者の面接を行ったとします。そこで内定につながりそうな方が1人だけいたとしたら、仮に他の3人の候補者へのあらゆる対応が遅れたとしても、まず全速力でその有力な方の選考を進めて、結果を見届ける事を優先します。

そういう意味では、応募者からは見えづらいかもしれませんが、人事も優先度の高い仕事への対応は極めて早いですし、全力でやっています。それこそ面接での合格結果が当日の夜に来る場合もあったりします。

ただし、結果的に他の候補者への対応、更には書類選考でお見送りした方への対応が後回しになる場合も出てきます。

後回しにした結果、日々の業務に埋もれて忘れてしまったなんてパターンはもう最悪ですね。。

候補者を「ペンディング」しておきたい

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そして2つ目、不合格の連絡を後回しにすることで企業側に都合が良い場合もあるのです。

先ほどの複数の候補者の例ですが、4人面接して1人だけ内定を出せるレベルの人材で、後の3人は「可もなく不可もなく」という場合、

「もし有力な候補者が最終面接で不合格となったり、他社に内定が出て選考辞退される可能性もあるので、他の3人にはしばらく連絡をせずに様子をみよう(=ペンディング)

というような場合です。書類選考でも同様の事が起りえます。

結局のところ、最終的に内定者が決定し、入社が確実になったタイミングで一斉に不合格連絡を出した方が「必要な人員を早急かつ確実に確保する」という人事部の最優先目的に照らせば都合が良いとも言えます。

かつて私も応募者として企業からの合否連絡をずっと待っていましたが、企業側の都合でこんな感じでペンディングされてたら、待つ側からしたらたまったものではありませんね。。。

人事部が「消極的な選択」をした結果

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3つ目は、個人的にはあまり心情がよくわからないのですが、「消極的選択」によるものが挙げられます。

  • 「下手な不採用通知をしてクレームになるのを避けたい」
  • 「不採用メールの誤送信などによるクレームを避けたい」

例えば上記のような理由から、不採用通知を出すのをためらい、結局「出さない」という消極的な選択をしてしまうようなケースです(企業が「不採用通知を出す事」「不採用理由を開示すること」は法律上いずれも義務ではありません)。

確かにそういったリスクもあると思うのですが、私個人としては不採用通知を出さない事による以下のようなリスクと天秤にかけてどちらを取るかという話だと思うんですよね。

  • 「不採用通知をしない企業である事が知れ渡ることによる企業イメージダウン」
  • 「サイレントお祈りをされた事により、応募者がSNS上に報復として晒す」

メールの誤送信などは、企業側が自社の業務プロセスやチェック体制などを改善すれば減らせる問題ですし、もしそれだけが理由ならば、不採用通知を出した方が良いと個人的には思うのですが。。

次ページ「サイレントお祈りへの心理的対処法」へ続く。

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