【転職】【面接】「これまでに大変だった経験は?」の意図は?

新卒、中途問わず採用面接で、

「これまでに大変だった経験について教えて下さい」

「苦労したと思うことは何ですか?」

といったような質問を受けたことが1度はあると思います。

質問がややフワッとしていて、

「何を伝えれば良いか」

「どんな質問意図なのか?」

「本当にこの回答で良かったのか?」

とちょっとでも思った事がある方向けに、以前人事採用担当の経験もある立場から個人的な考えを書いてみたいと思います。

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回答例を元に検証してみる

まず、以下に4つほど例を示します。

以前採用担当をしていた時に応募者から聞いたことがある回答内容を適当にデフォルメしつつ書き直した創作です。

※例1、2は新卒採用、例3、4は中途採用をイメージしています。

最初に伝えておくと、どれも不正解ではありません。

面接官
面接官

「これまでに大変だった経験について教えて下さい」

例1

大学入試の受験勉強です。1浪したのですが、当初は現役で落ちたときのダメージから立ち直るのに苦労しました。
「しかし、このままではまずい!」と感じて、その後本気で取り組みました。
浪人中も成績はアップダウンもあり、心が折れそうになることもありました。
浪人生活での1年間は高校3年間を合わせたよりも勉強しましたが、おかげで志望校に合格する事ができました。

例2

大学時代のアルバイトです。ファミリーレストランでホールのアルバイトをしていましたが、実は仕事らしい仕事をしたのは人生でこれが初めてでした。
提供時間内に料理をお届けしたのに「遅い!」と言われたり、お酒を召し上がったお客様から理不尽な暴言を吐かれたり、「納得いかない」と感じる事も最初は多くありました。
先輩に相談したら「仕事ってそんなもんだよ、楽しい事ばかりじゃないよ」とさらっと言っていて「大人だな」と感じました。
確かに自分自身にも至らない部分もあったかもしれない。
今後は「お客様のために自分がやれることは全力でやる」
それだけを考えて仕事に打ち込んでいるうちに、こうした大変な部分も含めて「この仕事が好き」と思えるようになりました。

例3

親の介護です。介護の必要があって前の会社を退職しました。
親の年金収入しかない中で、独りで一日中介護に明け暮れる日々は、先が見えない不安で自分が潰れそうでした。
しかし「これまでできなかった親孝行をしたい」という気持ちで歯を食いしばり、何とかここまでやってこれました。

例4

前職での新規プロジェクトです。突如リーダーを任されました。メンバーは自分より年長で専門性が高い方もいて、「自分なんかで大丈夫だろうか?」という自信のなさから一人で抱え込む事も多く、当初は仕事が滞りがちでした。
先輩メンバーからも叱咤されながらも助言を真摯に受け止め、少しずつプロジェクトもうまく回り始めました。
自分自身の至らなさ、そして顧客との折衝や残業など心身とも大変でしたが、「皆でやりとげた」達成感を味わうことができました。

例1~4のいずれもその人にとって「大変だった経験」であることは間違いなく、リアリティも感じられます。

青枠の例1、例3はどちらかと言えば「その人個人の努力や忍耐強さが伝わる」内容である一方、

赤枠の例2、例4は実際の「職場の中での苦労体験と、そこから学んだこと、他人とのかかわり方」なども垣間見える内容です。

先述のとおり、これらの回答はどれも間違いではありません。

ここで1度纏めておくと、

この「苦労した経験は何ですか?」という質問については、よほどおかしい事を言わない限り、この回答の良否だけで「不合格」になる事はまず考えづらいです。

この質問は「落とすため」ではなく、「自分が自由にアピールするための機会」を与えられていると捉えて準備しましょう。

募集企業、職種で求められている資質やマインドなどを応募者側である我々が推測し、その中で効果的なものを自分の経験の中からチョイスしてアピールしていくのが大切です。

ごく稀にですが、面接の緊張のためか、

「苦労した経験はありません」

「いや、特にないです」

と咄嗟に答える方もおりますが、これだとせっかくのアピールチャンスを自ら放棄していることになってしまい、もったいないと思います。

考えてもいなかった事を突然聞かれたら誰しも混乱します。アドリブに苦手意識がある人ほど、暗記するぐらい事前準備をしておくことをお勧めします。

実は私も話すよりも書く方が得意な質で、面接を受けるときは色々な質問を想定して徹底的に暗記しまくる、回答時間まで測ってから受けていました(笑)

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「苦労したことは何ですか?」の質問意図

ところで、面接を担当する側はなぜこの質問をするのか?

私の場合は以下のような事を知りたくて質問します。他の人事担当者はどうかわかりませんが、そう大きくは違わないと思います。

「苦労した内容そのものよりもそこから何を学んだか?

「どういう考え方をする人なのか?」(例えばネガ・ポジとか)

「ウチに入って壁にぶち当たったときに乗り越えられそうか?」

「他のメンバーとうまくやれそうか?」

この辺の意図を汲み取って回答できれば良いアピールに繋がると思います。

そういう意味で言うならば先ほどの例でもあげましたが、他のメンバーとの絡みやプロジェクトの経験など、仕事上での苦労話でアピールできるならば、面接官もよりイメージしやすく個人的にはお勧めです。

もちろん新卒の方などそういう経験がなければ部活動でも良いですし、例で挙げたように、個人で頑張った経験の中から応募先でアピールにつながりそうな内容をチョイスして回答しましょう。

「相手の意図を汲み取って伝える事」が職場のコミュニケーションにおいても重要とされています。

今回の「これまでに大変だった事を教えて下さい」という質問はまさにそれが試されている問いと言えるでしょう。

タカセ
タカセ

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