【転職】【面接】「あなたの信念は何ですか?」どう答える?

転職の面接では「転職理由」や「志望動機」、「自己PR」など毎回必ず聞かれる質問と、たまにしか質問されないものがあると思います。

毎回聞かれる内容は、話す回数も自然と多くなるため段々慣れてくるものですが、たまにしか質問されないものは対策もおろそかになりがちです。

しかしこうした質問の中には、応募者の本質を探るうえで結構重要な事を聞こうとしている場合もあるのです。

そこで今回は「毎回必ず聞かれる質問ではないが、たまに聞かれると答えづらい質問」として「あなたの信念は何ですか?」という質問の質問意図や答え方について取り上げたいと思います。

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信念とは何か?

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まず最初に”信念”という言葉の意味を確認してみましょう。

しん‐ねん【信念】 の解説

 正しいと信じる自分の考え。「信念を貫き通す」「固い信念」
 宗教を信じる気持ち。信仰心。

引用元:goo辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/word/信念

この他、「信条」や「モットー」なども厳密には異なりますが、似たような意味の言葉になります。そして面接で「信念は何か?」と聞かれた場合には、「1」の意味だと思ってください。

「2」の意味で「私は〇〇の宗教を信じています」という答え方をするのは自由ですが、個人の信心の問題のため、面接官が同様に共感してくれるかは不明であり、面接での回答を「〇〇の形で御社に貢献できる」というように紐づけする事を目的とした場合、繋げづらいので言わない方が無難だと思います。

「信念がある人」の長所と短所

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ところで「信念がある人」というと、皆さんはどんなイメージが湧きますか?

  • 意思が強そう。困難にも負けない心を持っている。
  • 他者の意見や考えに振り回されない一貫した考え方や行動力がある
  • 他責的でない。自分の行動に責任を持ち、目標を達成する。

思いつきで書いてみましたが、このようなポジティブなイメージがあるのではないでしょうか?企業ウケしそうな人物像とも重なりますよね。企業側は「信念は何ですか?」と質問することで、応募者のこうした価値観や行動原則を確認したいという意図があります

逆に「信念がある人」と聞いたときにマイナスに感じる部分は何でしょうか?

  • こだわりが強すぎて、融通が利かない。頑固そう。
  • 我が道を行きすぎて協調性に欠ける時がある。

このように「長所と短所は表裏一体」です。転職の面接で「信念は何ですか?」という質問に答える際には、「なんか頑固そうだな」と思われない程度にアピールする方が良いでしょう。

「あなたの信念は何ですか?」への答え方

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そもそも「あなたの信念は何ですか?」という質問に正解はありません。

かなり抽象的な質問ですし、面接官も「こう答えたら合格」といった明確な判断基準は持っていない場合が多いです。一方で質問する以上「こういう話が聞けたら嬉しいな」という気持ちはそれぞれが持っていると思います。

元々強い信念を持っており、こうした質問が来ても迷わず答えられる方は(この記事を読んでいないかもしれませんが)もちろんその信念をぶつけましょう。

一方、世の中全員が強い信念を持っている人ばかりとは限りません。「あなたの信念は何ですか?」と言われてもいまいちピンと来ない方向けに、幾つか思いつくものを挙げてみました。ほんの一例です。

私の「信念」として出てくる一例
  • 絶対に目標を達成する
  • 為せば成る
  • 顧客ファーストにこだわる
  • 他の人への感謝
  • 努力は人を裏切らない

選び方としては、「こういう話が聞けたら嬉しいな」という面接官の気持ちや意図を想像して、仕事でのアピールにつながりそうな内容を選択するのがベターです。

実際に答える際には、ただ「私の信念は目標は必ず達成することです!」とだけ言うのではなく、それを裏づける具体的なエピソードも伝えるようにしましょう。

以下、私が転職の面接を受けた際の失敗談からおさらいしてみます。

具体的事例(私の失敗談から)

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私自身、確固たる信念を持ち合わせているタイプではないと思っています。反面、環境や人のニーズに合わせて柔軟にやり方を変えられるという面は長所と思っています。そうしたタイプの人が事前準備をせずに「あなたの信念は何ですか?」といきなり聞かれた場合こうなるという反面教師としてご覧ください。

もうだいぶ前になりますが当時応募した会社は割とハードワークな企業の人事部でした。以下がそのやりとりの一部です。

面接官
面接官

「残業は非常に多いんですけど大丈夫ですか?」

私

「ある程度忙しい旨は事前に伺っていますが実際どの程度の残業時間でしょうか?」

面接官
面接官

毎月100時間は超えるかなぁ?」

私

(・・。さすがにそこまでとは聞いてなかったが。。)「最初は大変だと感じるかと思いますが、業務効率も上げつつ頑張ります!」(と答えるしかない。。)

面接官
面接官

「わかりました。ところであなたの仕事上における信念のようなものって何かありますか?

私

「え?。信念ですか?」(えーと、、、信念って何だっけ。。)

面接官
面接官

「まぁ漠然とした問いかけかもしれませんけどね。これまでの経験を通じて得た考え方とか、もしあれば。」

私

「人事部員として普段から従業員の話をできるだけ聞くことを心がけています。板挟みになる事もありますが、そこがやりがいだと思っております!」(うーん、我ながら薄っぺらい。多分意図と違うな。。)

面接官
面接官

「わかりました」(やや無表情)

やりとりは以上です。

この流れを振り返ってみて「面接官が聞きたかった事」は何でしょうか?この場合「残業が多い」という流れから「信念」を問われているため、おそらくは、

心身ともにハードワークに耐えられるだけの裏づけとなる経験。覚悟があるか?

という事を聞いて安心したかったのだと思います。この面接官の期待値に対して、具体的なエピソードを交えて回答をする場合、以下のような回答ならば概ね期待水準と思われます。

回答例

「新卒2年目で〇〇プロジェクトで〇〇を担当していた時、非常にハードで連日深夜まで残業しました。私自身はしんどかったのですが、「お客様のために良い製品を提供したい」という一心でやりきりました。これがお客様に大変喜んで頂き、仕事人生一番の成功体験でした。非常に大変でしたが、これがきっかけで私自身も仕事に自信を持つとともに大きく成長できたと思っています。「お客様のために良いものを提供したい」これが仕事上、辛い局面でも拠り所となる私の信念であり、行動原則です。

繰り返しになりますが、この質問は漠然としており正解はありません。私がとっさに述べた回答でも「私のモットー」的な事は伝えており、別に間違いではなかったと思っています。ただおそらく面接官が聞きたかった答えではなかったという事です。

この面接は結果的には落ちました。この回答が直接的な理由かは分かりませんが、少なくとも私は毎月これだけの残業をする覚悟はなかったので、これはこれで仕方なかったと思っています。

今回の残業というのは一例です。話の流れや仕事の内容などから「面接官が聞きたいと思える”信念”」かつ「仕事でのアピールにつながりそうな”信念”」をエピソードを交えて伝えられるよう、ご自身の過去の経験を棚卸して事前に回答を準備しておきましょう

おわりに

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転職の面接でたまに聞かれると答えづらい質問として「あなたの信念は何ですか?」を取り上げてきました。

この質問をしてくる面接官は、おそらくですが、その方自身も何かしら壁にぶちあたった経験があり、信念で乗り越えて来た経験がある方なのかもしれません。「信念があるからこそ辛い事も乗り切れると信じて疑わない人」だと思います。

確かに人生で壁にぶち当たったときに、踏みとどまれるかどうかは「技量よりも強い気持ちにあり」というのもある面で事実であり、面接官が時折この質問をするのも「その人の内面を深く知る」意味では的を得ていると言えそうです。

繰り返しになりますが、「あなたの信念は何ですか?」という質問は面接で毎回聞かれる質問ではないものの、聞かれた場合は「その人の本質を見ようとしている」重要な質問になりますので、今回の記事なども参考にして頂きつつ、きちんとアピールできるように事前に準備しておきましょう!

本記事は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました。

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